高松市中心部でイノシシ出没 77歳男性がけが 注意を
19日朝、高松市中心部でイノシシが出没し、出くわした77歳の男性が足首をかまれるなどして軽いけがをしました。イノシシは見つかっておらず、市や警察が注意を呼びかけています。
19日午前6時45分ごろ、JR高松駅近くの海沿いで、「ぬれているイノシシがうろうろしている」と近くに住む人から警察に通報がありました。
そのおよそ15分後の午前7時ごろには、最初の発見場所から2キロほど離れた高松市西宝町で散歩をしていた77歳の男性がイノシシに出くわし、足首をかまれるなどして軽いけがをしました。
イノシシは体長1メートルほどの成獣とみられるということで、警察や市の職員が周辺を捜索しましたが、発見できなかったということです。
市によりますと、目撃された場所が海沿いであることから、イノシシは海を渡って上陸した可能性が高いということで、「イノシシを見かけたら決して刺激をせずにゆっくりと離れて安全を確保したうえで、すぐに警察や市に連絡してほしい」と注意を呼びかけています。