「鉄道の日」JR高松駅でも記念グッズ販売

きょう10月14日は、日本で最初の鉄道が開通した「鉄道の日」です。

JR四国は、四国で最初の特急列車が運行を始めてからことしで50年になるのにあわせて記念のきっぷや入場券などを販売し、さっそく鉄道ファンが買い求めていました。

このうちJR高松駅では、午前10時から四国で初めて運行された特急列車「南風」と「しおかぜ」の運行50年を記念する記念きっぷが販売され、鉄道ファンが早速、買い求めていました。

販売されているのは「南風」の発着駅である高知駅までの特別な乗車券や特急券のほか、「しおかぜ」の記念きっぷで、列車の沿革や車両の写真などが掲載された台紙とセットになっています。

また記念の入場券は、初めて運行した1972年(昭和47年)に当時の国鉄四国総局が記念に発行した入場券を復刻したデザインのものもあり、運行開始当時と現在の車両を比較することができます。

発売と同時に購入した丸亀市の30代の男性は「自分が平成生まれで昔の列車に乗ったことがないので、記念のグッズを保管して歴史を楽しみたいです」と話していました。

JR四国商品企画課の平井優太さんは「2つの特急は四国に高速道路がなかった時代に人々の移動を支えた重要な列車です。この機会に歴史を感じてもらい、今後も利用してもらいたい」と話していました。