JR四国 8月の鉄道収入 コロナ感染拡大で低水準に

JR四国管内で8月の定期券などを除いた鉄道切符の売り上げなどによる鉄道収入は、あわせて18億4000万円で、3年ぶりに行動制限を伴わないお盆休みの期間があったものの、新型コロナウイルスの感染拡大前のおよそ60パーセントにとどまっています。

これは、JR四国の西牧世博社長が定例の記者会見で明らかにしたものです。

それによりますと、定期券を除いた鉄道切符の販売などによる鉄道収入は、先月は、18億4000万円で、前年比のおよそ1.9倍と6か月連続して前の年の収入を上回りました。

一方で、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の3年前の同じ月と比べると、59.4%にとどまり、3年ぶりに行動制限がないお盆休みの期間があったものの、直近では、回復傾向がピークだったことし6月から9.5ポイント低くなりました。

これについて、JR四国の西牧社長は、「今年度に入って回復傾向にあった鉄道収入は新型コロナの第7波により感染が急拡大した影響で、7月、8月と低水準となり、事業計画を下回って推移している」と述べました。

そのうえで、10月から政府の「全国旅行支援」が始まることについて、「旅行需要の喚起策として期待している部分が大きい。国にはより長い期間、支援を続けてもらい、年末にかけて回復傾向となることを期待したい」と期待感を示しました。