香川県の最低賃金 過去最大「30円引き上げ」答申

現在、時給848円となっている香川県の最低賃金について労働局の審議会は5日、30円引き上げて時給878円とする答申を行いました。

新しい最低賃金は、ことし10月から適用される見通しです。

最低賃金は、企業が労働者に最低限支払わなければならない賃金で都道府県ごとに異なります。

今年度の引き上げについて国の審議会は今月1日、全国平均で31円引き上げるという目安を示しました。

こうした中、香川労働局から今年度の県の最低賃金について諮問されていた労使の代表などでつくる審議会は5日、最低賃金を30円引き上げ、時給878円とするよう香川労働局の松瀬貴裕局長に答申しました。

今回の引き上げ額は最低賃金が時給で示されるようになった2002年度以降で最も大きくなっていて、物価の上昇率が大きいことなどを重視したことが要因となっています。

答申を行った審議会の柴田潤子会長は「中小企業、小規模事業者が継続的に賃上げができるように近年上昇している労務費やエネルギーコストを適切に価格転嫁できるような措置を労働局と政府には強く要望したい」と話していました。

香川労働局では、この答申について今月22日まで異議申し出を受け付け、新しい最低賃金878円がことし10月から適用される見通しです。