丸亀城内で伐採の木 まきに加工して無料配布

丸亀市の丸亀城で石垣の維持管理のために伐採した木を有効活用しようと、まきに加工して無料で配布する取り組みが始まりました。

丸亀城は4年前の西日本豪雨などで城の南西側の石垣が崩落し、復旧工事が行われていますが、石垣全体の維持管理のため日頃から石垣を壊す危険性のある樹木などを計画的に伐採しています。

城を管理する丸亀市は、これまで伐採した木を処分していましたが、今回からまきに加工して有効活用することを決め、28日から丸亀市民に無料で配布しています。

配布したのは去年伐採したクヌギやエノキ、クスノキなどで城内の広場には事前に申し込んだ人たちが次々と訪れ、車にまきを積み込んでいました。

今回は1世帯につきみかん箱3箱分を、30日までの3日間で30世帯に配る予定で、希望者が多かったため次回の配布も予定しているということです。

まきを受け取った男性は「まきストーブがあるので、それに使います。有効活用できていいと思うし、無料で、取りに来るだけでいいので、大歓迎です」と話していました。

丸亀市教育委員会文化財保存活用課丸亀城管理室の大林隆之室長は「最近、アウトドアブームやまきストーブの需要もあり、初めてやってみたが、反響が大きく驚いた。できる限り続けて、広く市民に丸亀城の石垣保全の大切さをわかってもらいたい」と話しています。