「ふしぎ絵を楽しむ展示会」 高松市 県立ミュージアム

絵に隠された工夫を発見してアートを楽しんでもらおうと、目の錯覚を利用して立体的に見える作品などの展示会が高松市で開かれています。

この展示会は高松市の県立ミュージアムで18日から開かれていて、会場には県内出身のアーティストによって描かれた、あわせて7点の作品が展示されています。

このうち、黄色い部屋が描かれた「入ってゆく椅子」という作品は椅子が描かれたキャンバスの部分をへこませたもので、目の錯覚を利用して椅子が立体的に浮かび上がるように見えます。

さらに部屋の一部がめくれて見えるように描くなど、作品を見る角度や距離によって絵の表情が変わる工夫を凝らしています。

また、エジプト北西部にある廃墟を描いた「シャリー」という作品は、作者が現地で集めた砂を絵の具に混ぜて描いたもので、ザラザラとした表面の質感が砂漠の乾燥した雰囲気を漂わせています。

訪れた60代の女性は「遠くから見たら飛び出してくるような絵なのに近くで見ると平面で、工夫次第で絵がこんなにも変わるんだということを実感しました」と話していました。
展示会は、9月11日まで開かれています。