高松の商業施設でハンセン病の歴史伝える展示会

ハンセン病による患者の隔離などの歴史を知ってもらおうという展示会が、高松市で始まりました。

13日から、高松市の商業施設「瓦町フラッグ」で開かれている展示会には、およそ130点のパネルなどが展示されています。

このうち、高松市の大島にある国立療養所「大島青松園」に関するパネルは後遺症で視力に障害がある人も安全に暮らせるよう、施設内の曲がり角などにスピーカーが設けられていることや、入所者の遺骨が収められている納骨堂などを紹介しています。

また全国の療養所での生活の様子が分かる写真も展示され「プロミン注射」と呼ばれる専用の治療が行われていたことも伝えています。

このほか「待っていたワクチンなれど勇気いる」と、新型コロナウイルスへの感染の不安をつづった川柳のほか、入所者が撮影した施設内の写真も展示されています。

展示会を主催した、高松市人権啓発課の西本一也課長補佐は「新型コロナの影響で、大島に行くには制限がある中で偏見に苦しんできた歴史について展示を通して学びハンセン病を正しく理解するきっかけにしてほしい」と話していました。

展示会は今月19日まで開かれています。