オランダで日本の漆芸紹介する展示会 香川漆芸の作品も展示

オランダの美術館で、近代の日本の漆芸を紹介する展覧会が始まり、高松市美術館が所蔵する香川漆芸の作品も展示されています。

オランダのアムステルダム国立美術館はレンブラントの『夜警』やフェルメールの『牛乳を注ぐ女』などを所蔵し、17世紀のオランダ絵画のコレクションで知られています。

1日からおよそ2か月間開かれる展覧会では、近代の日本の漆芸が紹介され、およそ80点が展示されています。

この展覧会に、日本の美術館からは唯一、高松市美術館が所蔵する香川漆芸の作品6点が出品されました。

出品されたのは、塗り重ねた漆を彫り込んで図柄を表現する「彫漆」という技法を使った作品で、人間国宝の磯井如真や音丸耕堂などが手がけたものです。

高松市美術館によりますと、香川漆芸の作品が本格的に海外の美術館で紹介されるのは初めてではないかということです。

漆芸作品コレクターで今回の展覧会を監修したヤン・ディースさんは「形式の面でも技術の面でも日本の漆芸の最上級のものだと思います。香川の人は誇りに思って欲しいです」と話しています。

実際に現地を訪れて設営にあたった高松市美術館の牧野裕二学芸員は「作品を箱から出すたびに、関係者からビューティフル、ファンタスティックという声が上がりました。来場したみなさんにも同じように感動していただきたいです」と話していました。