同僚男性殺害 元会社員に懲役19年の判決 高松地裁

去年6月、同僚の男性にクロスボウの矢を撃って殺害した殺人などの罪に問われた元会社員の裁判で、高松地方裁判所は「あらかじめ殺害方法や隠蔽工作を考えた計画性の高い犯行だ」などとして、懲役19年の判決を言い渡しました。

高松市の元会社員、水口豪太被告(25)は去年6月、自宅で会社の同僚だった小比賀玲央さん(当時27)の頭部に、洋式の弓「クロスボウ」で矢を撃って殺害し、綾川町の雑木林に遺体を遺棄したとして、殺人と死体遺棄の罪に問われています。

これまでの裁判で、水口被告は起訴された内容を認めていて、検察が計画的な犯行だったなどとして懲役22年を求刑した一方、弁護側は懲役13年とするよう求め、計画性の程度や量刑が主な争点となっていました。

20日の判決で高松地方裁判所の近道暁郎裁判長は、「あらかじめ殺害方法や隠蔽工作を考えており、クロスボウを試し撃ちし、死体を遺棄する場所の見当を付けたうえで、犯行に及んだ」として計画性は高かったと指摘しました。

そのうえで、「被告の動機となる被害者に対する嫌悪感は通常の友人間でみられるもので、殺害した動機は身勝手で強く非難されるべきだ」と述べ、懲役19年の判決を言い渡しました。