「瀬戸内国際芸術祭」 パノラマ絵画の制作始まる 高松

現代アートの祭典、「瀬戸内国際芸術祭」で、秋の会期中の10月に公開される「パノラマ絵画」と呼ばれる巨大な作品の制作作業が高松市で行われています。

「パノラマ絵画」は高松市屋島に建設中の交流拠点施設「やしまーる」に展示されるもので、東京藝術大学名誉教授の保科豊巳さんが制作し、9月29日から始まる瀬戸内国際芸術祭の秋の会期中の10月に公開されます。

作品は平安末期に高松市屋島で繰り広げられた源氏と平家の合戦、「屋島の戦い」をモチーフに武者などを描いたものです。

高さおよそ5メートル、幅およそ40メートルあり、見る人を取り囲むように作られた半円形状の大きな油絵で、13日は保科さんとスタッフ6人が、絵が描かれたキャンバスを木のパネルに設置する作業を行いました。

絵を設置した後、鑑賞する場所とのおよそ6メートルのスペースに岩や砂浜といったジオラマも設け、作品を仕上げることにしています。

保科さんは、「パノラマ絵画は現在、国内で見られる作品はなく、貴重なものなので、みなさんに感激していただける空間を作っていきたいと思います」と話していました。