第三次取水制限 6月19日にも開始へ 今後も降雨なければ

早明浦ダムの貯水率が平年を大きく下回っていることから、国や四国4県などでつくる協議会は、一般家庭にも影響が出るおそれがある第三次取水制限の基準を決めました。
今後も雨が降らなければ、今月19日にも9年ぶりに行われる見通しです。

香川や徳島の水源となっている早明浦ダムの貯水率は10日午前0時時点で46.1%と平年より40ポイント余り低く今月5日から供給量を35%削減する第二次取水制限が行われています。

今後もまとまった雨が降る見通しが立たないことから、国や四国4県などで作る協議会は10日、第三次取水制限を始める基準について協議し、貯水率が30%程度に落ち込むと供給量を50%削減することを決めました。

第三次取水制限が行われれば、平成25年8月以来、9年ぶりで前回は一般家庭でも水道の出が悪くなるなどの影響が出ました。

四国地方整備局によりますと、今後も雨が降らなければ今月19日にも貯水率が30%を下回り、第三次取水制限が始まる見通しだということです。

県水資源対策課は「手洗いのときにもこまめに水を止めるなど、一層の節水をお願いしたい」としています。

実施されれば9年ぶりとなる第三次取水制限。

前回、平成25年のときには8月19日から1週間余り続きました。

香川県向けの供給量は今回の基準と同じ「50%削減」で、一般家庭で水道の出が悪くなる影響があったものの、台風の接近でまとまった雨が降り解除されました。

一方、さらに厳しい第四次取水制限が実施された年もあります。

平成20年8月にはダムの貯水率が15%を下回り、香川県向けは60%削減。

高松市に給水所が設けられたほか、食器を洗う水を節約するため、学校や保育所などで紙の容器を使うケースが見られました。

今回の第三次取水制限について、香川県などは三豊市の調整池から新たに取水することで家庭への影響を最小限に抑えたいとしています。