琴平で開催「ねぷた祭り」に向け青森から「弘前ねぷた」が出発

琴平町で開催される「四国金毘羅ねぷた祭り」で披露される青森県の弘前ねぷたが23日、現地に向けて出発しました。

「四国金毘羅ねぷた祭り」は、毎年、琴平町で行われている歌舞伎の公演が新型コロナの影響で3年続けて中止となったことを受けた代替イベントです。

琴平町の谷口信平副町長が弘前市出身という縁で企画し、弘前市と合同で初めて開催します。

23日朝、弘前市のねぷた小屋には市の職員などおよそ20人が集まり、祭りで披露されるねぷたを運び出す作業が行われました。

運び出されたのは弘前市のねぷた絵師、三浦呑龍さんが歌舞伎の演目「義賢最期」を題材に描いた高さ8メートルのねぷたで、運行する際、電線などをくぐれるよう上下に伸び縮みするようつくられています。

集まった人たちは、クレーンでねぷたをつり上げたあと、トラックの荷台にゆっくりと下ろし積み込んでいました。

弘前市観光課の町田葉主事は「やっと出発ということで大変うれしい。四国初上陸なので、狭い道でねぷたが小さくなって進む動きなどを見て楽しんでほしい」と話していました。

ねぷたは、25日に琴平町に到着し、祭りが開催されている今月27日から28日の午後にかけて展示されたあと、28日の夜に運行されることなっています。