閉館した「旧香川県立体育館」の再生を考える展示会 高松

世界的な建築家の丹下健三が設計し、老朽化で閉館した旧県立体育館の利活用を考える展示会が高松市で開かれています。

丹下健三が設計した、高松市の「旧香川県立体育館」は、船に似た独特な外観から「船の体育館」の愛称で親しまれてきましたが、耐震改修のめどが立たず、老朽化のため平成26年に閉館しました。

この貴重な建造物の利活用について考えてもらおうと、高松市北浜町のギャラリーでは建築家や市民などで作る「船の体育館再生の会」が展示会を開いています。

会場には、去年、県が民間から募った利活用の案が展示されていて、スケートボードやスポーツクライミングに対応したスポーツ施設に改修する案や、瀬戸内の特産品を扱う店舗にする案などが図面を交えて紹介されています。

このほか、体育館が建設された当時の様子や建築技術なども紹介されています。

「船の体育館再生の会」の河西範幸代表は、民間だけで利活用に必要な耐震改修の費用を確保するのは難しいとした上で、「体育館には県民が過ごした思い出が詰まっている。展示を通して建物の行く末がどうなるのか考えて欲しい」と話していました。

展示は今月22日まで開かれています。