自衛隊と警察の共同訓練 武装工作員の侵入を想定

香川県内に武装した工作員が侵入し、自衛隊に治安出動命令が出されたという想定で、自衛隊と警察の共同訓練が高松市で行われました。

自衛隊の治安出動は、警察では対処できない事態が発生した場合に、総理大臣の命令や知事の要請に基づいて行われるもので、自衛隊と香川県警察本部は毎年、連携を確認するための共同訓練を行っています。

13日は高松市にある県警察学校に陸上自衛隊の隊員と警察官あわせておよそ50人が集まり、はじめに陸上自衛隊第15即応機動連隊の中田博之第3科長が、「訓練を通じて能力の向上を図るとともに、顔の見える関係を構築して、速やかに対処できるよう期待する」と訓示しました。

訓練は、強力な殺傷能力がある武器を持った工作員が侵入し、自衛隊に治安出動命令が出されたという想定で行われ、自衛隊の装甲車が目的地まで道路をスムーズに移動できるよう、パトカーなどの警察車両が赤色灯を点滅しながら誘導しました。

このあと非公開の訓練も行われ、武装した工作員を制圧して身柄を確保する手順も確認したということです。

陸上自衛隊第15即応機動連隊の小野木良和第3普通科中隊長は「同じ事態に対処するにあたって相互理解を図るとともに、考え方を共有して、テロなどの脅威から県民を守るため能力を向上させたい」と話していました。