「接種の医療従事者全てで“抗体量増加”」 高松赤十字病院

高松赤十字病院は新型コロナウイルスのワクチンを接種した医療従事者を対象に抗体の量を調べたところ、全員が新型コロナに効果があるとされる基準以上の抗体の量に増えていたことが分かりました。

高松赤十字病院は、ワクチンの効果を調べるために、接種を終えた高松赤十字病院の医療従事者のうち、検査を希望した1057人を対象に新型コロナウイルスの抗体の量を調べました。

その結果、2回の接種を終えた1042人は全員が新型コロナに効果があるとされる基準以上に抗体の量が増え、ワクチンの有効性が確認できたということです。

1回目の接種のあと検査した15人についても全員に基準以上の抗体量の上昇が認められましたが、2回接種した人と比べると上昇の程度は20分の1ほどだったということです。

また、▼男性よりも女性で、▼年齢は若いほど抗体の量が多くなる傾向がみられたということです。

このほか、接種した1110人のうち、接種後2時間以内に吐き気やのどの違和感などの症状を訴えた人は3パーセントにあたる32人で、いずれも数時間で回復したということです。

大西宏明副院長は、「ワクチンを打つことで抗体ができるという結果が出たことで接種する人にとって安心感につながると思う。ただ、このワクチンが完全にウイルスを防ぐものではないので、引き続き従来の感染対策はお願いしたい」と話していました。