富士市で特別支援学校の生徒たちの工芸品 展示即売会

特別支援学校の生徒たちが授業で制作した工芸品などの展示即売会が富士市で開かれ、多くの人たちで賑わいました。

これは富士市にある県立富士特別支援学校が生徒たちの活動を紹介しようと学校の近くのコンビニエンスストアの駐車場で開きました。
高等部に通う生徒40人あまりが授業で制作した陶器や木工品、それに布製の小物など約200点が並べられています。
陶器のコーナーでは、使いやすい大きさや色の組み合わせを工夫した手のひらサイズの角皿や丸い小皿が販売され、訪れた人たちが次々に買い求めていました。
また、制作作業の実演も行われ油の吸収剤のコーナーでは、古い新聞紙の吸収率を上げるためシュレッダーなどで細かく切断し一つひとつ袋詰めにしていました。
会場では授業で清掃を学んでいる生徒たちが、コンビニエンスストアの窓を拭いて磨き上げていました。
陶芸作品を制作した3年生の小林晋太朗さんは「自分たちのお皿をもっといろんな人に買ってもらいたいです」と話していました。
窓ふきを実演した3年生の井出陽輝さんは「ふだんは学校の中の掃除をしています。自分たちの活動を皆さんにも知ってもらいたいです」と話していました。