鈴木知事 就任1か月“あっという間 スピード感持ち進める”

鈴木知事が、就任して1か月となった28日の定例会見で、「本当にあっという間の1か月だった。新たな総合計画の策定作業に入ったので、スピード感を持って進めていきたい」と述べました。

5月26日の県知事選挙で初当選し、28日に知事に就任した鈴木知事は、就任してちょうど1か月の28日、定例会見に臨みました。
鈴木知事はこの1か月を振り返り、「本当にあっという間の1か月だった。私なりにスピード感を持って県政運営に取り組んできたつもりだし、県職員とのコミュニケーションも進み私の思いや考えも少しずつ理解いただいている」と述べました。
その上で、「新たな県の総合計画の策定作業に入ったので、スピード感を持って進めていきたい」と述べました。
また、7月3日に発生から3年を迎える熱海市の土石流災害について、当日、現地で行われる追悼式典に出席することを明らかにし、「亡くなられた方へのご冥福をお祈りし、被災した皆様にお見舞いを申し上げて来たい」と述べました。
その上で、今後の盛り土対策について「盛り土の問題が今後生じないように、組織風土や市や町とのコミュニケーションなどこれまで欠けていた問題の構造的な部分を変えていくための体制づくりに取り組む」と話しました。

《土石流3年 熱海市 斉藤市長「復興 遅れ否めない」》
熱海市の伊豆山地区で大規模な土石流が発生してから7月3日で3年を迎えることについて、斉藤栄市長は28日の記者会見で、「遺族にとってご家族を亡くされた悲しみは簡単に癒えることはないと思う。地区の復興に関して、遅れているということは否めず、今後は復旧復興のスピードを加速していくことが大きなテーマだと考えている」と話していました。