富士市 総合体育館 愛称命名権 応募受け付け

富士市は、来年4月から利用できるようになる市の総合体育館について、運営管理に必要な財源を確保するために、愛称をつける権利「ネーミングライツ」を導入し、買い手となる企業や団体の募集を始めました。

「ネーミングライツ」が導入されるのは、来年4月から利用できるようになる富士市の総合体育館です。
運営管理に必要な財源の確保や、愛称による施設の魅力向上などがねらいです。
愛称は「ふじ」と「アリーナ」という言葉を含めることが条件で、契約期間は原則として5年間、市が希望する契約金額は年間500万円以上としています。
6月28日まで応募を受け付けていて、提案された愛称の内容や地域社会貢献の実績、それに契約金額などを審査した上で、売却先を決め、ことし10月に愛称を発表するとしています。
建設中の総合体育館は、バスケットコート3面分の床面積があるメインアリーナのほか、トレーニング室や会議室などを備えた施設で、市は年間30万人程度の利用を見込んでいます。
小長井義正市長は、「総合体育館は市民スポーツでの利用に加え、プロスポーツの興行や合宿での利用などを積極的に推進したいと考えている。パートナー企業にとっていい宣伝効果になれば」と話しています。