世界遺産登録11周年 富士山 記念写真展

富士山が世界文化遺産に登録された6月22日に合わせて富士市で富士山の姿をとらえた写真展が始まりました。

会場には写真家の故・岡田紅陽さんの門下生でつくる「紅陽会」の会員の写真、42点が展示されています。
このうち富士宮市の佐野直さんの「清流」は、富士山の雪解け水が水しぶきをあげながら勢いよく川に流れこむ瞬間を写しています。
「紅陽会」会長、市川宏さんが浜名湖で撮影した「心躍」は、朝焼けの空の色が紫から赤に変化する一瞬と、湖ごしの富士山の姿をおさめています。
市川さんは「岡田さんから『写真は心で撮れ』というテーマをいただき撮影に励んでいます。富士山をとりまく美しい自然を今後も撮り続けたい」と話していました。
写真展は富士市の「富士川楽座」で今月30日まで開かれています。