「浜名湖花博2024」閉幕 浜松市

浜松市で開かれてきた花と緑を楽しむイベント、「浜名湖花博2024」が、16日、最終日を迎え、閉会式が行われました。

「浜名湖花博2024」は、ことし3月から4月にかけて、浜松市内の2つの会場でそれぞれ始まり、このうち「はままつフラワーパーク」の会場が、16日、最終日を迎えました。
会場は、大勢の観光客でにぎわっていて、午後には、2つの会場をあわせた来場者が100万人に達し、記念のセレモニーが開かれました。
100万人目となったのは浜松市に住む3歳の伴野陽咲ちゃん家族で、記念品などが贈られました。
陽咲ちゃんは、母親と祖父母と一緒にきょう初めて訪れ、あじさいなどさまざまな花を楽しんだということで、母親は「きょうが特別な日になり花がもっと好きになりました」と話していました。
この後、イベントを締めくくる閉会式が行われ、浜松市の中野市長が「これをきっかけに世界に、この地域の良さを知ってもらいたい」などとあいさつしました。
そして、期間中、会場を盛り上げたボランティアの人たちと一緒に記念撮影を行っていました。
会場の閉園時間の午後5時前には、訪れた人たちに感謝の気持ちを込めたガーベラがプレゼントされ、関係者たちが見送りしてイベントは幕を閉じました。
2つ会場で合わせて4回訪れたという50代の夫婦は「とても癒やされましたし夫婦の会話も増えました。家でも育てたいと思うようになりました」と話していました。