熱海土石流被災者宅で不審火 放火の疑いも

3年前に熱海市で起きた土石流の被災地で、避難生活を続けている被災者の自宅の一部が焼けているのが見つかりました。
この家ではことし1月にも不審火が確認されていて、警察が放火の疑いも視野に関連を調べています。

5月24日、熱海市伊豆山地区にある住宅の一部が焼けていると、近くを訪れた人から警察に通報がありました。
この住宅は土石流で土砂が流れ込む被害を受けて、住民は現在も避難生活を続けているため空き家になっていましたが、警察が調べたところ、玄関の木製の扉と付近の壁の一部が焼けていました。
けがをした人はいなかったということです。
この家はことしの元日にも、玄関先で建物を覆っていたシートや板の一部が焼ける不審火が確認されていて、警察は放火の疑いも視野に関連を調べています。