西伊豆町で「天草・ところてん祭り」始まる

西伊豆町で特産のテングサから作った「ところてん」を観光客に無料でふるまう「天草・ところてん祭り」が始まりました。

この祭りは、西伊豆町観光協会が地元特産のテングサをPRしようと毎年この時期に開いています。
会場の西伊豆町堂ヶ島の広場では駿河湾で採れたテングサから作られたところてんが1000食用意され、観光客などに無料でふるまわれました。
訪れた人たちは、「つき棒」を使って器に盛り付けられたところてんを受け取ると、三杯酢やのりの佃煮、からしをつけて味わい、子どもたちは、黒蜜をかけて食べていました。
神奈川県から訪れた男性は、「昔よく食べた懐かしい味。冷えていておいしい」と話していました。
会場では、ところてんの作り方の実演も行われ、テングサを煮詰める様子を興味深そうに見ていた女性はスマホで撮影しながら「自分で作ってみたいです」と話していました。
「天草・ところてん祭り」はあすも開かれ、25日と同じ1000食のところてんがふるまわれるということです。