浜松市が若者向けにインターンシップ情報などの動画発信

浜松市は、全国の大学生などに市内の企業への就職を考えてもらおうと、企業ごとにインターンシップの情報などをまとめた90秒程度の動画を、インスタグラムやYouTubeなどのSNSで発信することになりました。

この取り組みは、全国の大学生など若い世代に浜松市内の企業の魅力を届けようと市が企画しました。
動画は企業が制作し、企業のインターンシップに関する情報のほか、社員が出演して企業の製品や社内風土などを紹介する内容が盛り込まれ、90秒ほどの長さになっています。
このうち、めがねケースを製造する企業の動画では、インターンシップで特殊な機械を使った印刷体験ができることや、「定時で帰れて働きやすい」などといった社員の声が紹介されています。
動画は、インスタグラムやYouTubeなど若い世代に人気のSNSで、市の特設アカウントを通じてことし9月下旬ごろまで公開され、発信する企業の数は50社程度になる見込みです。
浜松市の中野市長は「動画は売り物の宣伝だけでなく、働きやすさを中心に発信する内容となっている。人口減少が進むなか市内企業の魅力を届けることで浜松への就職を促進していきたい」と話していました。