「ぼくの絵わたしの絵展」静岡市で始まる

全国コンクールで優秀な成績を収めた県内の子どもの絵画を紹介する「ぼくの絵わたしの絵展」が24日から静岡市で始まりました。

この絵画展は、子どもたちに美術に親しんでもらおうと教育美術振興会とNHK静岡放送局が毎年開いています。
静岡市役所の市民ギャラリーには県内から応募のあった804点のうち、全国コンクールで特選を受賞した園児から中学生までと特別支援学校の生徒の作品、計42点が紹介されています。
このうち静岡市の長田東小学校5年の愛吉瑪さんの作品「木の山は…行ってみたいゆめの国の山」は山に見立てた大きな木の中で動物や宇宙人が遊ぶ様子をおおらかに表現しています。
中学3年生のときに応募した伊東市の萩原菜々香さんの「午後3時」は、3人の高齢の女性がテーブルを囲んで語り合う様子がまるで写真のようにきめ細かに描かれています。
このほか、学校の窓から見た田園地帯の風景や犬や猫との思い出を描いた作品などが展示されています。
この絵画展は、4月30日まで開かれています。