数十年に1度咲く「リュウゼツラン」開花 浜名湖花博

浜松市で開かれている浜名湖花博の会場で、数十年に1度だけ咲くと言われる多肉植物、「リュウゼツラン」が花を咲かせ訪れた人たちを楽しませています。

「竜の舌」のような形の葉が名前の由来とされる「リュウゼツラン」は中南米が原産の多肉植物で、数十年に1度だけ枯れる前に花を咲かせると言われています。
浜松市中央区の「浜名湖ガーデンパーク」では20年前の花博の際に植えたとされる「リュウゼツラン」約10株のうち、2株が花を咲かせています。
葉もとから伸びた茎は高さ3メートルほどまで成長し、細長く小さな黄色い花が茎を取り囲むように咲いています。
訪れた人たちは写真に収めるなどして楽しんでいました。
70代の女性は「とても珍しい花に出会えて良いことがあるかなととてもうれしく思います」と話していました。
ガーデンパークによりますと「リュウゼツラン」の花は少なくとも4月いっぱい楽しめるということです。
浜名湖花博2024の実行委員会の曾根良輔さんは「花博の開催にあわせて貴重な花が咲いて驚きました。何十年に1度しか咲かない珍しい花をぜひ、楽しんで下さい」と話していました。