約3万本の菜の花を使った迷路完成 富士市

富士市の休耕地に約3万本の菜の花を使った迷路が完成し、園児たちが黄色い花の間を走り回って楽しみました。

菜の花の迷路が作られたのは富士市大淵の広さ約3500平方メートルの休耕地です。
農家などで作る地元の市民団体が、去年10月に菜の花の種をまき、約3万本が高さ1メートル50センチほどまで育っています。
23日は、地元の杉田幼稚園と藤田幼稚園の園児、80人あまりが訪れ、迷路に挑戦しました。
迷路の総延長はおよそ500メートルで、行き止まりや分かれ道などがあります。
こどもたちは黄色い花の間を友達と一緒に走り回るなどして約30分かけて次々とゴールしていました。
参加したこどもたちは、「楽しかった」とか、「菜の花が黄色できれいだった」などと話していました。
市民団体の大久保信一副代表は「ことしは少し早めに開花しましたが、きれいに咲きました。子どもたちには何度でも迷路に挑戦してもらいたいです」と話していました。
この菜の花の迷路は無料で、5月上旬まで楽しめるということです。