仮想通貨への投資もちかけられ約3000万円だまし取られる

富士宮市に住む60代の男性が、LINEで知り合った人物からいわゆる仮想通貨=暗号資産への投資をもちかけられ、あわせて約3000万円をだまし取られました。
警察は、詐欺事件として捜査するとともに注意を呼びかけています。

警察によりますと、去年12月、富士宮市に住む60代の男性に見知らぬ人物からLINEのメッセージが届き、やりとりをする中で仮想通貨=暗号資産への投資をもちかけられたということです。
男性は投資用のアプリを使うよう指示され、ことし1月上旬から3月中旬にかけて、10数回にわたってあわせて約3000万円を指定された口座に振り込んだということです。
その後、アプリ上で現金化の手続きをしようとしたところ、相手と連絡がとれなくなり、男性はだまし取られたことに気づいて22日警察に被害届を出したということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、「SNS上で面識のない人物から投資をもちかけられた場合は詐欺だと疑ってほしい」と注意を呼びかけています。