静岡知事選挙 自民 元副知事の大村慎一氏 推薦の方針

川勝知事の辞職に伴い5月26日に行われる静岡県知事選挙で自民党静岡県連は元副知事の大村慎一氏を推薦する方針を固めました。
川勝知事が任期途中で退職届を提出したことを受けて、静岡県知事選挙は5月9日告示、26日投開票の日程で行われます。

自民党静岡県連は、知事選挙をめぐって18日に県庁で県議会議員の総会を開きました。
県連に対しては元副知事の大村慎一氏と元浜松市長の鈴木康友氏が推薦願を出していて、両者への政策の聞き取り結果をふまえて非公開で対応を協議しました。
出席者からは大村氏について「地域ごとの課題をしっかり捉えている」といった意見や「消防庁で勤務した経験があり防災対策の分野に精通している」などといった意見があがり、このあと開かれた役員会で大村氏を推薦する方針を固めたということです。
自民党静岡県連の増田享大幹事長は終了後、報道陣の取材に対し、「大村さんはオール静岡を掲げているので、政党間の争いにならないよう十分気をつけながら、政策や県の課題を訴えていきたい」と述べました。
自民党県連は、4月22日に総務会を開いて、党本部に推薦を上申することを正式に決めるということです。