小林製薬“紅麹”成分含むサプリ摂取 関連疑い患者計48人に

小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、県内で関連が疑われる患者がこの2日間で新たに3人いることが確認されました。
県内で健康被害を訴えた人はこれで48人となりました。

小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを巡っては、摂取したあと、腎臓の病気を発症するなどして、患者が死亡するなど全国で健康被害の訴えが相次いでいます。
この問題で県は、健康被害を訴え関連が疑われる患者が、17日、浜松市の保健所管内で2人、18日も浜松市の保健所管内で1人の、あわせて3人確認されたと発表しました。
いずれの患者も小林製薬が大阪市から回収を命じられた3つの製品のうち、「紅麹コレステヘルプ」を摂取していたということです。
県内で健康被害を訴えた人は16日までに確認されていた45人と合わせて、48人になりました。
県は、該当する製品を購入した人は直ちに使用を中止するとともに使用した場合は、念のため医療機関を受診するよう呼びかけています。