小林製薬紅麹問題 関連疑われる患者新たに2人確認計45人に

小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、県内で関連が疑われる患者が新たに2人いることが確認されました。
県内で健康被害を訴えた人は、これで45人となりました。

小林製薬の紅麹の成分を含むサプリメントを巡っては、摂取したあと、腎臓の病気を発症するなどして、患者が死亡するなど全国で健康被害の訴えが相次いでいます。
この問題で県は、16日午前9時までに、健康被害を訴え関連が疑われる患者が、新たに静岡市の保健所管内で2人確認されたと発表しました。
いずれの患者も小林製薬が大阪市から回収を命じられた3つの製品のうち、「紅麹コレステヘルプ」を摂取していたということです。
県内で健康被害を訴えた人はすでに確認されていた43人と合わせて、45人になりました。
県は、該当する製品を購入した人は直ちに使用を中止するとともに使用した場合は、念のため医療機関を受診するよう呼びかけています。