静岡県知事選 元浜松市長の鈴木康友氏が立候補を表明

川勝知事の辞職に伴い、5月26日に行われる静岡県知事選挙に、元浜松市長の鈴木康友氏が立候補することを表明しました。

鈴木氏は15日、静岡市内で記者会見を開きました。
この中で鈴木氏は「混迷する県政を立て直し、これまで積み上げてきた知見、経験、こうしたネットワークを全部注ぎ込んで、静岡県の発展のためにオール静岡で取り組んでいく所存だ」と述べ、静岡県知事選挙に無所属で立候補することを表明しました。
また、静岡県が着工を認めておらず開業が延期になったリニア中央新幹線については、「大井川の水資源の確保と南アルプスの生態系の保全の2つの課題があると認識しているが、環境との両立を図りながら、リニアを推進をしていく。課題がクリアになれば、当然着工を認めていくことになろうかと思う」と述べました。
鈴木氏は浜松市出身の66歳。
衆議院議員を2期務めたあと、2007年の浜松市長選挙で初当選し、市長を4期16年務めました。
県知事選挙をめぐっては川勝知事が立候補しない意向を示す中、これまでに元副知事の大村慎一氏が立候補を表明し、選挙戦となる見通しです。