熱川温泉に台湾の観光名所イメージのちょうちん飾る 東伊豆町

東伊豆町の熱川温泉で台湾の観光名所、「九※ふん」をイメージしてちょうちんを飾る取り組みが、6日から始まり、地震で大きな被害が出ている台湾を支援しようと募金活動も行われました。

この取り組みは東伊豆町の熱川温泉旅館組合が、台湾の観光名所、「九※ふん」と地形が似ていることなどから企画したものです。
6日午後7時から、岩井茂樹町長など関係者が出席して点灯式が行われ、温泉街に飾られた800個のちょうちんに明かりがともりました。
ちょうちんは高さ30センチほどの大きさで、台湾から輸入して設置したということです。
赤い明かりが旅館や川沿いを照らし、温泉街は幻想的な雰囲気に包まれ、広島から訪れたという夫婦は「すごくきれいでですね」と話していました。
広場では、中華獅子舞の舞なども披露され訪れた人たちが盛んな拍手を送っていました。
また、会場には4月3日に台湾の東部沖で起きた地震の被災地を支援しようと募金箱が設けられ、訪れた人たちが募金に応じていました。
(※「ふん」は「にんべん」に「分」)