さまざまな国籍の子どもたちの貼り絵などの作品展 菊川市

さまざまな国籍の子どもたちが手がけた貼り絵などの作品展が、菊川市で開かれています。

この作品展は、主に障害のある外国籍の子どもたちを預かっている菊川市の託児施設、「こどもの文化センター」が企画しました。
会場の市立図書館「菊川文庫」には、2歳から小学6年生までの子どもたちが手がけた貼り絵などの作品、約70点が展示されています。
このうち、ブラジル人の松田ゆうじさんは、クレヨンでさまざまな色に塗った紙をちぎって台紙に貼り付け、カミキリムシや熱帯魚など大好きな生き物を表現したということです。
また、会場の中央に展示された日本とブラジル、フィリピン、それにボリビアの4か国の子どもたちが制作した作品は、縦1メートル、横2メートルほどのキャンバスに、それぞれの国を代表する山や花が描かれています。
貼り絵を出品したブラジル人の女の子は「ネコとウサギ、カタツムリを表現しました。紙を貼るのが楽しかったです」と話していました。
「こどもの文化センター」の大岩エリザベスセンター長は「子どもたちにはいろいろな才能があるということを多くの人たちに知ってもらいたいです」と話していました。
この作品展は、9日まで行われています。