川勝知事が発言を撤回「職業差別と捉えられるの本意でない」

4月1日、新人職員への訓示で職業差別とも捉えられる発言をして辞職を表明した静岡県の川勝平太知事が、5日、県庁で報道陣の取材に応じ、「職業差別と捉えられるのは本意ではないので、この発言を削除して撤回いたします」と述べて発言を撤回しました。

川勝知事は、4月1日、新人職員への訓示の中で「県庁というのは別の言葉で言うとシンクタンクです。毎日野菜を売ったり、牛の世話をしたり物を作ったりとかと違って、基本的に皆さんは頭脳・知性の高い方たちです」と発言し、職業差別とも捉えられかねないとして波紋が広がる中、翌日の2日、辞職の意向を表明しました。
川勝知事は3日に改めて行った会見でも発言について、謝罪したものの撤回はしませんでした。
これを受けて、県庁には5日午後5時までに電話やメールで2400件を超える批判が寄せられたほか、県議会最大会派の自民改革会議と公明党県議団もきのう知事に対し発言の撤回を申し入れていました。
こうした中、川勝知事は5日午後6時45分すぎ県庁で報道陣の取材に応じ、「なりわいの違いを申し上げたつもりでしたが、その説明は通じないという風に言われました。職業差別と捉えられるのは本意ではないので、この発言を削除して撤回いたします」と述べて発言を撤回しました。
その上で、「この発言で不愉快な思いをされた方々に誠に申し訳なく思っておりまして心からおわび申し上げます」と改めて謝罪しました。