“花博”ガーデンパーク会場 6日開幕を前に見学会

浜松市で開かれている花と緑を楽しむイベント、「浜名湖花博2024」の2つの会場のうち、浜名湖ガーデンパーク会場が6日開幕するのを前に、関係者が参加して見学会が開かれました。

「浜名湖花博2024」は浜松市の2つの会場で行われ、このうち6日開幕する浜名湖ガーデンパークの会場は5000品種、100万株の花や緑が彩ります。
開幕を前にした5日、関係者が参加して会場の見学会が開かれ、一足早く見どころが紹介されました。
今回のイベントでは自然とデジタル技術の融合に取り組んでいます。
フランスの画家、クロード・モネの「睡蓮」など印象派の名画をデジタル化し、部屋全体に映し出して音楽とともに楽しむ施設も設けられ、絵画の中に溶け込むような感覚が味わえるということです。
また、湖西市出身で歌手で華道家の當間ローズさんが手がけた生け花や盆栽も展示されています。
「情熱」と名付けられた盆栽は、樹齢100年以上のゴヨウマツの枯れ木を半年間かけて乾燥させた上で、枝に1つ1つ赤茶色の葉を生けて仕上げたということです。
當間さんは「枯れていてもパワーを感じられる作品にしました。愛と癒やしで満ちた会場になっているので、ぜひ楽しんでほしい」と話していました。
会場にはこのほか、季節ごとの花を一望できるエリアも設けられ、今はネモフィラが見ごろになっています。
浜名湖花博2024は、「浜名湖ガーデンパーク」で6月2日まで、もう1つの会場の「はままつフラワーパーク」で6月16日まで開かれています。