“レーザーで核融合発電”目指す 研究拠点が浜松市に

次世代のエネルギーとしてレーザーを使った核融合発電の実用化を目指す研究拠点が浜松市に設けられ、報道機関に公開されました。

この研究拠点は、大阪大学と連携している大阪府のスタートアップ企業が浜松市中央区に設置したもので、4日から運用が始まりました。
施設には大型の実験設備が並べられ、核融合に必要なレーザーの強さや精度を実験する機器のデモンストレーションでは炉の中でみどり色のレーザーが光を放っていました。
この核融合発電は、海水から重水素などを抽出し、燃料として利用するもので、レーザーを使うことで、エネルギーを継続的に生み出す仕組みです。
次世代のエネルギーとして実用化を目指し、より高いエネルギーを生み出すための研究や開発を手がけるということです。
浜松市は光産業で国内をリードする企業が立地していることから拠点に選んだということで、周辺企業との連携も今後、検討するとしています。
スタートアップ企業の松尾一輝CEOは、「この技術が完成すれば、エネルギーを無尽蔵に作り出せ人類の発展につながる未来が待っていると思う。日本のような資源が少ない国も技術で国産のエネルギーを生み出せるようになる」と話していました。