家康ゆかりの水路にある発電所に新たな見学施設が完成 

徳川家康が開削を命じたとされる富士宮市の水路にある発電所に新たに見学施設が完成し、地域の人にお披露目されました。

この発電所は再生可能エネルギーの実現とともに地域の学びの場となるよう「家康公用水発電所」と名付けられています。
家康が開削を命じたと伝わる「北山用水」の水を活用し、水車で発電する仕組みで、新たに見学施設が完成し、記念の式典が開かれました。
式典のあと見学会が行われ、地域の人たちは建物内の発電機が稼働している様子や、「北山用水」の由来を紹介するパネルを見て回り水力発電のしくみや歴史を学んでいました。
会社によりますと、この発電所は高低差が28.3メートルある用水路を流れる水の力を利用しています。
年間の発電量は一般家庭約300世帯分で、すべて電力会社に販売しているということです。
見学した小学3年生の女の子は、「水力発電のことが楽しく学べました」と話していました。
発電所では、災害時に電力を地域に提供したいとしていて今後、行政や住民と具体策を検討することにしています。
発電所を運営する「東京発電三島事業所」の杉山昌樹所長は「地域の皆さんに教育や防災の拠点として活用していただければと思います」と話していました。