富士市の製紙工場で火災 男性5人病院搬送

21日午前、富士市の製紙工場で火災が発生し、警察によりますと、工場の中で作業していた男性5人が煙を吸うなどして病院に運ばれました。5人はいずれも軽傷とみられるということで、警察は出火した原因を詳しく調べています。

21日午前8時40分ごろ、富士市上横割にある製紙会社「大興製紙」の従業員から、「工場の天井まで燃えている」と消防に通報がありました。
消防車など23台が出て消火活動にあたり、火は約3時間半後に消し止められましたが、鉄筋2階建ての工場の2階部分が半焼しました。
警察によりますと、この火事で工場の中で作業していた男性5人が、煙を吸うなどして病院に搬送されました。
5人はいずれも軽傷とみられるということです。
会社によりますと、この工場は業務用の包装用紙などを製造していて、このうち、一部の建物内のダクト付近から一時、火が出ていたということです。
現場は、JR富士駅から東に500メートルほどにある工場が建ち並ぶ地域で、警察は出火した原因を詳しく調べています。