送別会シーズンに合わせ飲酒運転の取締りで安全運転呼びかけ

飲酒の機会が増える送別会シーズンにあわせて、警察は17日未明、静岡市内の繁華街の近くで飲酒運転の検問を行い、ドライバーに安全運転を呼びかけました。

警察は、年度末で飲酒の機会が増えるのにあわせて、JR静岡駅に近い静岡市葵区駿府町の交通量の多い県道で、飲酒運転を取り締まる検問を行いました。
警察官10人が検問にあたり、「止まれ」と書かれた旗を振って車を止めると、ドライバーが飲酒していないかを、アルコールの検知器を使って確かめたうえで、安全運転を呼びかけていました。
警察によりますと、去年、県内では飲酒運転による事故が58件発生していて、4人が死亡しています。
また、静岡中央警察署の管内では、3月に入り、飲酒運転のドライバー2人が検挙されています。
コロナ禍が明けたことで飲酒を伴う会合が増えていて、警察は、週末を中心に引き続き、取り締まりを強化していく方針だということです。
静岡中央警察署の松浦広卓交通官は「送別会シーズンということもあり、痛ましい飲酒運転による事故が懸念される。飲酒したときには、公共交通機関やタクシーを利用してもらいたい」と話していました。