「SNS型投資詐欺」で静岡市の男性2800万円被害

投資名目の詐欺被害が相次ぐ中、静岡市の男性が取り引き用のアプリのダウンロードをして、あわせて2800万円をだまし取られ、警察が「SNS型投資詐欺」として捜査しています。

警察によりますと、静岡市の40代の男性は去年9月上旬、LINEのグループに招待され、メンバーから外国の通貨を売買する「FX取引」への投資を持ちかけられました。
男性は、代わる代わる別のアカウントから誘われるなどして、取引用のアプリをインストールし去年9月から10月にかけて指定された個人の金融機関の口座に計約2800万円を振り込んだということです。
その後、アプリの画面上に男性の口座が凍結されたという表示が出て、LINEのメンバーから凍結の解除として2000万円を要求されたことから、不審に思った男性が警察に相談しました。
警察は、SNSでやりとりを重ねて信用させ、金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」として捜査しています。
警察は「投資名目の詐欺が相次いでいてSNS上で知り合った相手からの投資話は詐欺だと思って欲しい」と注意を呼びかけています。