南伊豆町で2000本のクヌギを植える植樹祭

豊かな海を守るために森を育てようと、南伊豆町でおよそ2000本のクヌギを植える植樹祭が行われました。

この植樹祭は、南伊豆町で森づくりに取り組むNPO法人「伊豆未来塾」が行ったもので、町内の町有林には、町民など50人近くが集まりました。
きょうは高さ1メートルほどのクヌギの苗木がおよそ2000本用意され、参加者は山の斜面を登ってシャベルなどで穴を掘り、丁寧に苗木を植えていきました。
クヌギの苗木は、5年ほどたつと5メートル以上の高さまで育つということです。
参加した伊豆漁業協同組合南伊豆支所の職員の男性は「南伊豆の海は海藻が減る『磯焼け』が起きて、サザエなどが不漁になっているので、森づくりが進むことで豊かな海が戻ってきてほしいです」と話していました。