藤井聡太八冠が掛川城の天守閣訪問

将棋の八大タイトルの1つ、「王将戦」でタイトル防衛を果たした藤井聡太八冠(21)が8日、掛川城の天守閣を訪れ、最上階から町並みを眺めました。

藤井聡太八冠(21)は2月、東京で行われた「王将戦」七番勝負の第4局で菅井竜也八段(31)に勝って、ことし最初のタイトル防衛に成功し、連続でのタイトル獲得を「20期」にのばして歴代1位となりました。
「王将戦」では、掛川市で第6局が行われる予定でしたが、対局がなくなったことから、藤井八冠は8日、代わりに開かれるイベントに出席するため、市内を訪れました。
午後4時半ごろからは、掛川城の天守閣を訪れ、久保田崇市長の案内で最上階までのぼると、景色を眺められる「高欄」に立って、町並みを見渡していました。
そして、集まった市民などに向けて、にこやかな表情で手を振っていました。
藤井八冠は、このあと午後6時半から、掛川市内のホテルで開かれる祝賀会に出席し、9日は王将戦を振り返る「大盤解説会」などに出席することにしています。