能登を支援する浜松のネットワーク組織が会合で意見交わす

能登半島地震の支援の長期化を見据え、浜松市の企業などで作るネットワーク組織が、行政や地域のNPO法人などと会合を開き、今後の支援のあり方などについて意見を交わしました。

浜松市内の100を超える企業が連携して各地の災害の被災者支援を行うネットワーク組織「はままつnanet」は、能登半島地震の被災者への物資の支援や炊き出しなどを行っています。
2日、支援の長期化を見据え、市内のさまざまな団体と連携して「オール浜松」として支援しようと会合を開き、支援を検討している団体も含め、行政やNPOの職員、それに学生など60人余りが集まりました。
会合では、5人のグループに分かれ、今後、求められる支援やネットワークとして何ができるかなどについて意見を交わし、得意分野を生かした音楽の演奏やマッサージなどを行う場を設けてほしいといった提案などが出されていました。
参加した中学3年生の生徒は「現地に行くことは難しいのですが募金などできることを継続していきたい」と話し、親子で参加した男性は「日頃の仕事の合間で何ができるかを考えたい」と話していました。
「はままつnanet」の鈴木まり子さんは「それぞれの得意分野を集めることで、より効果的な支援を長期的に行っていきたい」と話していました。