こども園 卒園する園児 “力”の書に挑戦

富士市の認定こども園で、園児たちが、卒園証書に添える記念の色紙を使って書道に挑戦しました。

富士市の認定こども園「わかば幼稚園」では、50年ほど前から園児たちが、大きくなって力をつけた自分たちを表現しようと、卒園証書に添える色紙に「力」の漢字を筆で書く取り組みをしています。
20日は、年長の園児約20人が体育館に集まり、地元の書道家、赤澤佳心さんの指導を受けながらまずは、半紙を使って筆遣いの練習をしました。
このあと、友達が見守るなか、1人ずつ本番の色紙に心を込めて「力」という漢字を書き、卒園記念の作品を完成させました。
園児たちは、「完成してうれしい気持ちです」とか「小学生になったら勉強をがんばりたいです」などと話していました。
きょう書いた作品は、3月16日の卒園式で、卒園証書授与の際に保護者に披露されるということです。
また、地元商店街にある交流スペース、「ふれあいテラス広見」にも練習した作品が展示され、スペースの運営を担当している男性は、「子どもたちが小学校にあがって、地域で活躍してくれるよう願っています」と話していました。