「毘沙門天大祭」前に市民が作っただるまのコンテスト 富士市

日本三大だるま市の1つとされる「毘沙門天大祭」を前に、富士市で市民が作ったオリジナルのだるま作品のコンテストが行われました。

このコンテストは、特産の縁起物のだるまで富士市をPRしようと、市民団体などが、2月16日から始まる「毘沙門天大祭」にあわせて行いました。
コンテストには、県内外の176人から応募があり、5日は、市内の会場で審査が行われました。
作品は、高さ14センチほどのだるまを使い、色を塗ったり粘土などで飾りつけたりすることで、ひとつひとつがオリジナルの作品に仕上がっています。
約15人の審査員たちは作品をじっくりと眺めて、気に入ったものに札を置いていきました。
その結果、大人の部では富士宮市の細野麻樹さんの「土偶龍」という作品が、子どもの部では富士市の渡井友羅さんの「かぐや姫だるま」という作品が、それぞれ大賞に選ばれました。
コンテストを主催した市民団体、「富士市まちの駅ネットワーク」の渡辺栄一代表は「ぜひ、多くの人にオリジナルだるまを見に来てもらい、『来年は自分も作りたい』と思ってもらえれば」と話していました。
作品は、6日から2月18日まで、富士市民活動センター「コミュニティf」に展示されます。