浜松市のNPO 乳幼児がいる避難家庭 継続支援

能登半島地震から2月1日で1か月です。
県内各地の企業や団体は、被災した人たちを継続して支援しようとさまざまな取り組みを行っています。

このうち浜松市では、NPO法人が幼い子どもがいる家庭は、避難生活がままならないとして支援を続けています。
1日は、被災地に届けるためメンバーが集まって哺乳瓶やミルクなどをバッグに詰めました。
東日本大震災では、幼い子どもがいる家庭が物資を受け取るために何度も並び直したことから、あらかじめおしりを拭くためのシートやゴミ袋も1つのバッグにまとめています。
今回、用意するのは計30セットで、これまでとあわせると90セットにのぼるということです。
NPO法人「はままつ子育てネットワークぴっぴ」の鈴木里枝子副理事長は「乳児は大人のものが使えないことが多いので特化した支援が必要です。心身ともに大変な中でせめて物資で困ることがなくほっとしてもらえたらうれしいです」と話していました。
この支援物資は多くの被災者が避難している金沢市に2日にも送られるということです。