県特産の貯蔵みかん 優秀賞の生産者 知事に”いい味できた”

全国トップクラスの品質とされる県特産の貯蔵みかんで、優秀賞に選ばれた生産者5人が川勝知事と面会し、みかんのおいしさをピーアールしました。

生産者5人は、オレンジ色のネクタイ姿で県庁を訪れ、川勝知事に貯蔵した温州みかんを手渡しました。
県内では、甘みを増すために乾燥させたみかんを一定期間倉庫で寝かせる貯蔵みかんが主流で、5人は、ことしの県の品評会で246点の中から味や形などが優秀賞に選ばれています。
農林水産大臣賞に選ばれた浜松市の高橋誠さん(64)は、ことしの出来栄えについて説明し「収穫の時期に雨が多かったり高温になったりして苦労しましたが、うまく乾燥させていい味のみかんができた」とピーアールしました。
これに対し、みかんを試食した川勝知事は、「とても甘くて止まらない。名人が作ったものは替えがたく、静岡のほこりだ」と笑顔で応えていました。
県によりますと、県内では貯蔵みかんの出荷は年明けから本格化し、春先まで続けられるということです。