浜松産食材使うメニュー「パワーフード総選挙」投票始まる

浜松産の食材を使って地元の料理人が考案したメニューの中からお気に入りを選ぶイベント、「浜松パワーフード推しの一皿総選挙」が始まり、一般からの投票を受け付けています。

このイベントは、浜松産の食材を研究しブランド化を図る「浜松パワーフード学会」などが地域活性化を目指して今回初めて企画しました。
市内の飲食店の料理人が地元の食材を使った一皿を考案し、一般からの投票などを通じて人気を競います。
43の店が考案した77品が書類選考を突破し、「前菜」「主菜」「ご飯・麺など」の3つの部門ごとに投票を受け付けています。
料理は、ホームページで写真やコメントとともに紹介されていて、浜名湖のアサリの食害を防ぐために、消費の拡大を目指しているクロダイを使った料理が提案されるなど、地元の食材を守り、生かそうという料理人のアイディアや工夫が見られます。
投票は、通信アプリ「LINE」でイベントのページを友達登録した上で、部門ごとに3品ずつ選ぶ仕組みで、2月12日まで受け付けています。
各部門で3位までに入った料理を実際に食べて、グランプリを決める最終審査も、2月下旬に行われます。
浜松パワーフード学会の秋元健一会長は「地域で採れる食材の豊富さとおいしさを知ってほしいし、料理人たちの情熱にも触れてもらいたい」と話していました。