浜松市NPOが能登の乳幼児いる家庭へ必要物資まとめたバッグ

子育て支援に取り組む浜松市のNPO法人は、能登半島地震で被災した幼い子どもがいる家庭を支えようと、哺乳瓶やミルクなど乳幼児に必要な物資をひとまとめにしたバッグを送る支援を行っています。

支援を行っているのは、浜松市のNPO法人「はままつ子育てネットワークぴっぴ」です。
NPOでは、東日本大震災の避難所で幼い子どものいる家庭が必要な物資を受け取るために、何度も異なる列に並ぶなど苦労していたことから、乳幼児に必要な物資をバッグにひとまとめにしたセットを考案しました。
中には、哺乳瓶やミルク、おしりを拭くためのシート、それにタオルやゴミ袋などが入っていて、アレルギーがある子ども用のセットもあります。
NPOは、能登半島地震を受けて寄付を募り、支援バッグを被災した幼い子どもがいる家庭に届ける活動を行っていて、これまでに行政機関などを通じて60袋を送ったということです。
今後もニーズを把握しながら、必要な物資を送りたいとしていて寄付を1口1000円から募っています。
銀行振り込みや浜松市中央区にあるNPOの窓口で受け付けているということです。
「はままつ子育てネットワークぴっぴ」の原田博子代表は「子どもがいると、思うように動けないことが多いです。しっかりとニーズを聞き取り、1人でも支援からこぼれることがないようにサポートしていきたいです」と話していました。