小学生が考案 地元産レタス加工食品の販売会 掛川市

小学生が地元産のレタスを使って考案した加工食品の販売会が掛川市で行われました。

この加工食品は掛川市立原田小学校の5年生が地元のレタス農園で出荷の際に形を整えるためにはがしたレタスの外側の葉を使って考案したものです。
ミキサーでペースト状にしたレタスにマグロの角煮や昆布だしを混ぜてブロック状に固めたもので、「お茶漬け」と「スープ」それに「炊き込みごはん」の3つの料理に使えることから「レタスリー」と名付けられました。
27日、掛川市本郷の農産物直売所「西の市」で児童9人がおいしい食べ方を説明しながら販売し、訪れた人たちが次々と買い求めていきました。
1時間ほどの販売会で用意したパックの多くが売れたということで、残りは直売所が販売することにしています。
50代の男性は「レタスのお茶漬けを食べてみたくて買いました。これからもこういう取り組みを続けてほしいですね」と話していました。
「レタスリー」の商品名を考えた5年生の山本奏さんは、「皆さんが買ってくれてうれしいです。地元の良さを広く伝えられたと思います」と話していました。